JOCHICAJELの
講師紹介

講師

鳴海 恵美子

ごあいさつ

はじめまして。鳴海恵美子です。東京で働いていたころ、東京立体裁断研究所の近藤れん子先生 に師事することができ、あらゆるデザインを自分の手でカタチに創り上げる喜びを胸に、大好きな地元“北海道”に戻って参りました。平面製図でわからなかったことや、つじつまが合わなかったことなどを、立体裁断で実際に形にしていく上で、全てつじつまが合い、理解できるようになった感動を今でも覚えています。立体を組んでいく上で、“だからこの線になるのだ”と平面製図にも活かせるようになりました。立体裁断の技術を身につければ、形に出来ないものはないと実感しております。立体裁断を教えさせていただくきっかけになりましたのは、北海道にアパレルメーカーが少ないということからでした。せっかく洋服が大好きで服飾の専門学校に行かれたのに、ご卒業後アパレルでの就職先が少なく、アパレル以外のお仕事をされている方が多いと伺いました。実際私の勤めていた会社の上司にも、“北海道にはメーカーがないのにどうして帰るのだ”と言われました。しかし、立体裁断を知り、立体裁断の最高峰 近藤れん子先生 に教えていただいたおかげで、北海道に戻っても “自分でやれる” と確信することが出来ました。微力ながら、北海道のアパレルが発展していく、小さな一助になればと願っております。

2005年の『立体裁断教室JOCHICAJEL』の開講以来、沢山の生徒さんに通って頂きました。将来ご自分のお店やブランドを作りたい方・パターン作りのプロを目指したい方・ プロの縫製を身につけたい方・洋裁を習いたかったけれど機会がなかったという未経験の方まで。大好きな生地で自分の作りたかったデザインの洋服を、パターンから作り洋服に仕立て上げる喜びを感じながら、その洋服を長く大切に着ていくことは、今の時代にぴったり合った地球にとても優しい、サステナブルでSDGsな洋服やドレスになります。オーダーでお仕立てしたお客様から、お似合いになるデザイン・生地で体型に合わせてお仕立てさせて頂くと、10年・20年・30年と、長く大切にご着用頂いているお話をよく伺います。

ここで、生徒さんがご活躍されているインスタをご紹介させて頂きます。
東京の有名なブラウスの会社で、長年デザイナーとして働かれた後、ご自分でブライダルのアクセサリーやヘッドドレスをデザインして作り、全国のブライダルのお店で商品が扱われている、deco_sakuracoさんインスタグラムの作品です。私が通っていた東京文化服装学院の、デザイン科を卒業された先輩で、とても素晴らしい刺繍をされるので、いつか私がお仕立てした洋服にも刺繡をして頂きたい、と夢見ております。とても素敵な世界観の作品ですので、とうぞ皆さまお目をお通しください。そして、もし皆様の中にブライダル関連のアクセサリーやヘッドドレスを探している方、お持ちのお洋服やお帽子などに刺繍をしてほしい方がいましたら、上記のInstagramからお問い合わせをしてください。
そして、当ホームページのヒストリーでご成長の過程をお話しさせて頂きました、東京でテイラーとしてお仕立てをしている方のInstagramがこちらになります。Tailor sniff&scurryさんインスタグラムです。素晴らしいお仕立てをされているご様子が、このインスタから伝わってきます。もし皆様の中に、メンズのスーツをお仮縫い付きでピシッとお仕立てしたい方がいらっしゃいましたら、どうぞこちらのInstagramからお問い合わせください。
生徒さん達がご活躍しているご様子を皆様にお伝えできることをとても嬉しく思っております。

洋裁がまったく未経験の方から、海外の有名なブランドでボタンのデザイナーをしていた方、また東京からは長年フリーランスでパタンナーをされている方が、ご自分の弱点を克服したいと通われていました。札幌からは遠い釧路や帯広、旭川、苫小牧、白老などから通われる生徒さんもいらして、遠方から来られる生徒さんの為に、月1回コース、月2回コースを作りました。

とても嬉しかった生徒さんのお言葉として、全てのカリキュラムを終えられようとしていた卒業間際の生徒さんが「お買い物をしていても、あの洋服もこの洋服も、どれもこれも自分で作れるようになってしまったから、洋服が買えなくなった」と言っていただいた時に、まさに私も近藤れん子先生から教えて頂いた時に同じ気持ちになったことを思い出し、本当に嬉しく感動させて頂きました。これから、洋裁の技術を身につけたいと思われている方にも、このような感動を一緒に感じていただきたく、また、さまざまな生徒さん達の大切な夢が叶えられるように、生徒さん達には素晴らしい技術を身につけて頂き、日本全国、そして海外にも羽ばたいてご活躍して頂けるように、私も努力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。